また、昨年度に引き続き、高齢運転者向けの後づけの安全運転支援装置の購入設置を支援する補助制度を実施するとともに、四月からは、新たに、自転車利用者の交通事故の被害軽減を図るため、ヘルメットの購入補助制度を市町村と協調して開始いたしました。 今後も、県民総ぐるみの交通安全対策をより一層推進し、交通事故及び交通事故死者数の減少に全力で取り組んでまいります。
◯説明者(鵜澤くらし安全推進課長) 従来からの取り組みである四季の交通安全県民運動を通じた広報啓発、各種交通安全教室、交通安全推進隊の育成、支援のほか、高齢者の事故防止対策として、高齢者にわかりやすいリーフレットの配布や交通安全シルバーリーダー研修などに加え、9月補正予算で高齢運転者向けの交通安全啓発イベントを開催いたしました。
最後に、高齢運転者の事故防止に向けた広報啓発に関する御質問ですが、県では、判断力や視力などの心身機能が低下する傾向にある高齢運転者向けに、車間距離を十分にとること、交差点では安全確認を忘れないことなどの安全運転のためのポイントや認知機能の低下に関するチェックリストなどを盛り込んだチラシを作成し、各種イベント等で配布しています。
ブレーキ踏み間違え防止装置の購入補助に関する御質問ですが、高齢者の運転操作ミスによる事故を減らすため、県では高齢運転者向けに安全運転のポイントや自動ブレーキ等の先進安全技術を搭載した自動車についての広報、啓発を行っているところです。
これを受けて、警察本部は、新規事業といたしまして、高齢運転者への支援体制の充実・強化及び高齢運転者向けの交通安全教育を推進するための環境整備に要する経費として、高齢運転者対策環境整備費7,274万6,000円を計上いたしました。この事業により、交通安全教育センター内の交通教育館及び安全運転コース改修を行い、来年4月の供用開始を予定しているとのことです。
また、県警察としては、昨年八月から高齢運転者向けのドライブレコーダーレンタル制度を実施している。これまでに八十九名に貸し出した結果、運転に不安を感じたとの理由などで、五名の方から運転免許の返納があった」との答弁がありました。
そのような中、福井県は、高齢運転者の事故防止対策の一環として、県警と共同で地元自動車販売会社に協力をしてもらい、高齢運転者向けの先進安全自動車体験会を開催しています。テレビコマーシャルなどによって周知はかなり進んでいるとは思いますが、実際に体験する機会を設けることで、自動車の買いかえの際に強い購入の誘因となるなど一定の効果が期待できると思います。
このようなことから、高齢者に対する啓発活動としては、反射材の利用など、歩行者向けだけではなく、高齢運転者向けについても積極的に行っており、免許センターでは、認知、判断などの運転能力を検査する機器を活用した交通安全指導を行ったり、警察署では、信号無視や一時停止違反など危険な運転をする高齢者に対し、訪問活動を含めての継続指導を行っております。
それとあわせまして,これ以外では,指定自動車教習所,自動車学校で体験型の高齢運転者向けの講習を実施しております。 43 ◯先崎委員 あくまでも位置づけ的には指導者を養成するという機関でしょうから,なかなか対応については限界があると。
また,高齢運転者向けの交通事故防止対策としては,70歳以上の方を対象とした高齢者講習で,運転免許更新時に加齢による身体機能の低下を認識していただいております。 今後は,これらの交通事故防止活動を継続させるほか,一般運転者に対しまして,免許更新時に,高齢者の保護規定を周知させて,マナー向上の徹底を図るとともに,高齢者を交通事故から守る運転行動を実践するよう交通指導取り締まりを強化いたします。
また,高齢運転者向けには,平成10年秋から道交法改正によって制度化されました,運転免許更新時の高齢者講習などの場におきまして,身体機能の変化を自覚させながら安全運転ができるようなきめの細かい指導を行っており,さらにその充実に努めてまいりたいと思っております。
県といたしましては、これまでの講義式の安全教育に加え、高齢運転者向けの参加・実践型教育を平成五年から毎年県下二カ所で実施してきたところでございますが、今年は市町村が事業主体となりまして、高齢運転者向けの参加・実践型教育が県下二十九市町で実施されたところでございます。
また,水戸,日立警察署においては,更新時講習の際,交通違反,事故の経験のある高齢者に対し,月1回高齢者学級を編成して,高齢運転者向けの安全教育を行っております。 このほか,各警察署において,随時,高齢者本人やその家族から高齢者の運転について相談窓口を設け,本人の能力に応じた適正な指導を実施しているところであります。